眼鏡を新調するとき、「度数を強くすると、目が疲れる、頭痛がすることがある」とよく言われています。「眼鏡は見え過ぎない方がいい」という噂は本当ですか?そこで、眼科専門医に、詳しいお話を聞きました。
実際の視力に合わせてメガネを作るのが原則です。優秀な眼科医はそれぞれの状況により一番適切な処方箋を出すはずです。
近視用の眼鏡は、遠くがよく見えるように作りますが、度数が強いと、近くを見るときにより強い力で目のピントを合わせなければなりません。そうすると、目がすぐ疲れます。
日常生活では、1.0程度に矯正する方が楽だと思います。夜間に車を運転される方は、ずっと遠くを見るために、両目で視力「1.2」まで見える度数にすることがあります。しかし、現代人はどちらかというと本やパソコン、スマートフォンなどと近くを見る方が多いので、夜間の運転など特殊な事情がない場合は、両目で「1.0」が適切な度数です。
左右の目の度数差が大き過ぎる場合、視野に影響するので、平均値までに調節した方がいいです。
要するに、基本的に、目の度数とメガネの度数が一致することが正しいです。レンズの過矯正や矯正不足が眼精疲労になるのでオススメしない、1.0程度に矯正する方がちょうどいいです。
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